ホタテガイ養殖施設模型ゾーン

ホタテガイ養殖施設模型ゾーン

ほたてがいの採苗施設

採苗とは

ほたてがいは、産卵後浮遊し、春の桜の開花後、物に付着します。
この習性を利用して、付着器(採苗器)を作って海中に入れ、これに付着した稚貝を夏の落下前に採取することを採苗と呼んでいます。陸奥湾における採苗状況は、変動はありますが、数億個もしくは10億個台の採苗数量となっています。

ほたてがいの採苗施設
ほたてがいの採苗施設

ほたてがいの中間育成施設

中間育成とは

パールネット

採苗器に付着した稚貝は、そのままにしておくと、夏季には、8~10ミリの大きさになって海底に落下するが、これを落下させずに採取して、篭(パールネット)に入れて3cmくらいの大きさまで育て、地まき向け、垂下養殖向けの種苗として利用しています。

ほたてがいの中間育成施設

ほたてがいの垂下養殖施設

ほたてがいの垂下養殖施設

ほたてがいは、海底で生活するのが自然ですが、これを海中の施設(篭に入れるか、吊下げるか)で育てるのが垂下養殖です。
垂下養殖は、昭和37年、38年頃からはじめられ、施設、方法に種々改良が加えられ今日に至っていますが、この養殖方法が開発されて以来、漁場が県内外とも大幅に拡大され、生産の飛躍的な増大がみられるようになりました。

ほたてがいの垂下養殖施設
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